頭皮ケアで、アンチエイジングしましょう

みなさんは頭皮の健康、考えたことはありますか? 体の健康は日々の体調の変
化で感じることができるし、肌の変化は女性は一番気にされているのですぐに感じることができるもの。しかし、頭皮はなかなか、じっくりと見ることはありませんし、自ら不調を訴える場所でもないため、不健康さに気が付きにくいのです。しかし頭には全身の健康を握っているツボの宝庫。見逃したくないものです。本日はそんな頭皮の健康についてお伝えしていきます。

20140521-230444-83084913.jpg

頭にはいくつものツボが存在する!

東洋医学では頭部はツボの宝庫であり、足裏のツボよりも効果が高く有効とも言われています。頭のツボは52か所あり、足ツボと同じようにすべてのツボに意味や効果があります。
そんな頭のツボを刺激することで血液やリンパの流れがよくなり、頭皮の髪の毛はもちろんのこと、全身にまで良い影響を及ぼします。頭のツボは健康を握るべく、全身の新陳代謝にもっとも影響しているのです。

老けた顔は頭皮のストレスから?

ストレスや目の疲れなどが続くと、頭皮は凝り固まってしまいます。
するとどうなるか? まず、頭頂部の皮下にある帽状腱膜が引っ張られるのですが、これが老化の大本。帽状腱膜は帽子をかぶっているように頭頂部を覆っている膜のことを指しますが、それが加齢や重力の影響で下へ下へ下がっていくのです。ストレスや目の疲れ等で頭皮が凝っているとこれに拍車をかけてしまい老化が加速します。
それによって起こるのが、顔の皮膚のたるみ、フェイスラインの歪み、たるみ、ほうれい線などのシワなどが波及してきます。
頭と顔は一枚の皮で繋がっているため、頭皮の緊張というのは顔にも伝わり、顔の血行やリンパの流れの悪化、肌トラブルに直結してしまうというわけです。
怖いのはストレスや疲れは目に見えることもなく、過度に体に負担がかかるか、溜めこまないと症状が出ず、自分自身の体なのに気が付きにくいということです。なので、日々の定期的なお手入れがとても大切かつ美容と健康に有効なのです。

覚えておきたい効果的なツボ!

1:百会(ひゃくえ)

頭のてっぺんにある百会は、両耳の頂点の延長線と眉間の中心の延長線がちょうど交わるところに存在します。人間の気の流れを調整する大本とも言われる大切なツボです。おもに、頭痛や全身の疲労、肌荒れに効果があります。仕事中、何だか疲れたな~と感じたら押してリラックスしましょう。

2:風池(ふうち)

首の後ろの髪の生え際で天柱よりも少し外側にあるくぼみが風池。頭痛、肩こり、疲労、フェイスラインの引き締めに効果があります。首や肩が凝っていると自覚症状がある場合、自然と頭も凝ってしまう場合が多いので特におすすめです。

3:天柱(てんちゅう)

首の後ろの中央のくぼみの両脇にある太い筋肉の上端で左右両方外側にあるくぼみが天柱。頭と体をつなぐ大切なポイントで、刺激をすると頭から肩までスッキリとするのはもちろん、全身のだるさや疲れにも効果的。そのため、血行不良による肌トラブルや肌のくすみを改善して、顔色を良くする効果も。即効性があることからスキンケア時やメイク前に取り入れるのもおすすめです。

50ツボ以上の中から特に覚えておきたいのがこの3つのツボ。
ツボの位置を抑えておけば、仕事中やテレビのCM中、家事の合間など気が付いたときに行うこともできます。毎日定期的に取り入れたい方は、シャンプーのときやドライヤーで乾かすときなどと習慣化するのがおすすめです。体や肌のように悲鳴をあげることのない頭皮。だからこそ、日々のお手入れに取り入れて疲れをとってあげることが頭皮の健康のため、そして顔の老化予防に役立っていくのです。

20140521-230541-83141250.jpg

2014-05-21 | Posted in 記事Comments Closed