紫外線対策は?

紫外線は当然1年中髪に降り注いでいますが、3月より紫外線の量と強さは急激に増え初め、8月にそのピークを迎えてます。特にこの時期から量が非常に多くケアが必要です。最近は、紫外線対策の化粧品やグッズもたくさん売られ、使用されている姿はあちらこちらで見かけます。人の髪は体の中で一番たかいところにあり、もっとも紫外線を浴びている部分になります。近年、紫外線対策に関する意識は高まっており、特に女性の意識は今や肌だけに留まらず髪にまで広がっています。
紫外線の髪・頭皮への影響

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・髪が抜ける

・髪のツヤがなくなる

・髪のハリがなくなる

・髪がパサつく

・髪がゴワゴワになる

・髪が茶色く変色する

20~30代の女性のアンケートによると・・・

・髪の日焼けが気になることはありますか?

ある 63% ない 22% どちらでもない15%

・髪の日焼け対策はしてますか?

している 32% してない 68%

だそうです・・・

髪の毛は主にタンパク質で構成されていて、紫外線を浴びることにより髪の水分やタンパク質が失われて痛み、髪の一番外側でうろこ状態になっているキューティクルの部分がめくれたりはがれたりして枝毛や切れ毛が多くなります。
髪が日焼けすると、赤茶っぽく退色してきます。また、髪のタンパク質が紫外線の影響を受けて分解し、もろくなります。切れ毛・さけ毛が増え、やがては、頭皮近くのきれいな部分にもダメージが進行してしまうことに・・・。ダメージがひどくなると、せっかく伸ばした髪をカットするしかありません。
そこで・・・
毛髪・頭皮の光老化を防ぐ方法

髪と頭皮に悪影響を与え、抜け毛・薄毛・白髪の原因となりうる紫外線。光老化を防ぐには、次のような対策がおすすめです。浴びた紫外線は細胞内に蓄積されますから、若いうちから始めましょう。


■UVカット効果のあるトリートメントを使う
毛髪や頭皮の日焼けを防ぐには、UVカット効果のあるトリートメントを使うとよいでしょう。スプレータイプの洗い流さないトリートメントならば、出かける前にさっと使え、紫外線を防ぎながらツヤ髪にもなれるので、おすすめです。毛髪につけることで、頭皮の日焼けも防いでくれます。

■帽子、日傘を使う
帽子をかぶったり、日傘を差したりすることで、紫外線から髪と頭皮を守ることができます。紫外線をほとんど通さない「黒」や、UVカット機能を備えた商品が特におすすめです。

■紫外線が強い時間帯に出かけない
気温が高くなる14:00ごろに紫外線も一番強い、というイメージがあるかもしれませんが、実は大きな間違い。測定したところ、紫外線の放射量が一番多い時間は11:00~12:00という結果になりました。特に注意してください。可能であれば、紫外線が強い時間の前後(10:00~14:00ごろ)の外出は控えるようにしましょう。

また、1年のうちに紫外線量が多いのは、5、7、8月。その時期は特に紫外線対策が必要ですが、できれば1年を通して紫外線対策をしたほうがよいでしょう。

■曇りの「うっかり日焼け」に注意
曇っている日は、「今日は紫外線対策しなくても大丈夫かな?」と安心していませんか。実は、曇りの日も雨の日も紫外線は降り注いでいます。快晴の日の紫外線量を100とすると、晴れは95、薄曇りは90、曇りは58、雨は38となります。曇っている日は「うっかり日焼け」、つまり紫外線の悪影響を受けやすい日ということ。曇りや雨だから……と安心しないで、紫外線対策を怠らないでください。


お肌の紫外線対策と同じように、髪と頭皮も紫外線対策が大切なことがおわかりいただけたでしょうか? 紫外線のダメージは細胞内に蓄積されますので、さっそく今日から紫外線対策をはじめましょう!

2015-05-21 | Posted in 記事Comments Closed